【仮定】
分割照射の時間・線量・効果関係は一般化LQモデル(GLQ model)に従う。
3次元空間で分割照射(60Gy/30回/6週)での時間・線量・効果関係を表した(図19)。ビッグバンモデルに従い増殖する1個の腫瘍細胞が発生してから700日経過した段階で放射線治療を開始すると仮定した。同様に500個の腫瘍細胞を発生させて、60Gy/30回/6週の分割照射を行った。照射後の細胞数が全てのクローンで1未満になれば局所制御とし、いずれかのクローンで最小値が1以上であれば不制御とした。全体の傾向を見るために、照射後120日での効果も評価した。

 

 

図19
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【結果】
1. 腫瘍が大きい方が局所制御は難しい(図20)。
2. 腫瘍内のクローン数が多いほど局所制御は難しい(図21)。
3. クローン数が1個でも局所制御が困難な場合がある (図22)。
4. SQ20Bのような放射線抵抗性クローンが含まれると、腫瘍が小さくても局所制御が困難な場合がある (図23)。

 

図20
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図21
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図22
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図23
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